意味深クレッシェンドと沈黙

ヤスコです。

すっかり引きこもり気味の私ですが、それはそれで、毎日を地味に楽しんでいたりもします。

 

でね、先日テレビを見てて、グッときた言葉があるの。

 

世界的に有名な指揮者、小澤征爾さんのドキュメンタリー番の中で、

バルトークのオペラ、青ひげ公の城って曲の演奏の指示を楽団の方にしてる時に、

「意味深クレッシェンド」って言葉を使ってたんだよねー。

小澤先生のスコアには、その部分にひらがなで「いみしん」って書いてあって。

「意味深にだんだん大きく」っていう表現に、ヤスコはグッときちゃいました。

と同時に、自分ならどんな演奏をするんだろう・・・って考えてたら、

夜眠れなくなっちゃった。

 

 

でね、その数日後だったと思うんだけど、4tuneのリハーサルがあってね、

新曲を皆でゆっくり初見で歌合わせしてた時に、作曲者のチザがこれまたグッとくる

表現をしたんですよ。

曲の途中に「ブレイク」する部分があってね。

ブレイクっていうのは演奏を一時ストップした、空白の部分のことなんだけど。

その部分がきたとき、チザがとっさに「沈黙!!!」って言ったんだよねー(笑)

 

ビックリしたけど、ヤスコはその表現にグッときちゃったわけですよ。

「ブレイク」より「沈黙!!!」の方がしっくりきたし。

 

なので、自分の譜面にひらがなで「ちんもく」って書きました。

 

 

その新曲、11月のライブでお披露目しましたが、まだ聴いていない方は是非ライブに

足を運んでみてくださいね!

 

 

 

来年も4tuneを宜しくお願いします。

 

 

 

ヤスコ